ハロウィンかぼちゃ料理
イギリスの秋のイベント、パンプキンパッチで農園から収穫してきたカボチャをカービングしました。くり抜いた中身はせっかくなのでカボチャ料理に。
カボチャのタネ、ローストにするとおつまみ感覚でつまめるのでオススメです👍ちょっとしたトッピングにも使えますし。
今回はカボチャの中身はパスタ、シチュー、プリンにして余すところなく食べました。しかしこのハロウィン用のカボチャ、色々な種類を食べ比べてみようとしたところけっこうクセがあって調理に苦労しました笑
【過去記事】
⬇️イギリスの秋のイベント、パンプキンパッチの様子
⬇️カービングの様子
調理編
かぼちゃのクリームパスタ
材料
②生ハム
③カリフラワー、玉ねぎ(好きな野菜)
④パンチェッタ(なければベーコン)
⑤バター
⑥生クリーム
⑦コンソメスープのもと
⑧パスタ(生パスタ、幅広パスタの方がクリームが絡んで美味しい)
⑨塩、胡椒、白ワイン
⑩ナツメグ(あれば)
作り方
こってりしたクリームパスタって寒くなってきた秋口から特に美味しく感じますよね。きのこと合わせても美味しいですが、カボチャともよく合いそうなので作ってみました。
時間がある時はカボチャの中身を生地に練り込んで、カボチャのクリームニョッキなんかにしてもおいしそうです☺️
パンチェッタやベーコンは入れた方が美味しくなります。バターや生クリームを入れた時は動物性の油があった方がコクが出る気が☺️
カリフラワーの食感を残したい場合は別で炒めて後から入れるのもあり。
最後に味がしまるのでコンソメを
で、コンソメを混ぜたあたりから『あれ?』と思いはじめたのですが、加熱しても全く甘みが出てこない。
カボチャの自然な甘みと生クリーム、バターがぴったり!と思っていたのですが、味見してみるとむしろ青臭い...😩
ハロウィン用の飾りカボチャってすんごい不味いんですよ。水っぽくて青臭くて、日本のカボチャを想像していた私としてはショックが大きかったです笑
で、仕方ないのでとった手段が....
みりん❗️
最終的に蜂蜜も使いました😫 禁じ手だとは思いつつ、どうしてもカボチャの甘い感じを出したかったので仕方なく。
カボチャ狩りの時に、農園の人に『全部の種類食べられるよ!』と言われたので食べてみたのですが、まあ要するに理論上は食べられるよ、との意味だったのかも。それくらい不味かったです笑
もうこれはしょうがないのでパスタを茹でていきます。
イギリスに来てからはスーパーでたくさんのパスタが安く売っているので、ソースによってパスタの種類を使い分けるようになりました。
特にクリームは生パスタに合う気がするので、生のものが手に入ったら合わせるようにしています。こってりしたソースがもっちとした食感とマッチします。
で、最終的にできたパスタです。
普通に美味しかったのでかなり持ち直した気がします笑 ローストしたカボチャのタネとイチジクを乗せてオシャレに。
日本のカボチャってこうしてみるとすごく美味しいんですね。再実感しました笑
かぼちゃのクリームシチュー
材料
※以下シチューの材料(今回は冷凍していたストックを使用)
②小麦粉、バター
③牛乳
④にんじん、マッシュルーム、鶏肉などお好みで
⑤塩胡椒、コンソメのもと
作り方
今回はシチューの残りが冷凍庫にあったのでそれを再利用することに。ビーフシチューとかカレーとか、作りすぎたものをストックしておくと思わぬところで役に立ちますよね。
このシチュー、いつもよりいい牛乳を使って美味しくできたものです。
イギリスのスコーンと一緒に出てくるバターみたいなクリーム、クロテッドクリームで有名なメーカー『Rodda's』。
そこが牛乳を出しているのを発見し使いました。イギリスの牛乳って日本と違ってすごくシャバシャバしているのですが、これは生クリームみたいに濃厚です😆
この種類のカボチャってミカンみたいなフォルムですごく可愛い!
手のひらサイズで小さいものですが、このカボチャが収穫したものの中では一番美味しかったです。甘くてホクホクして、日本のカボチャに似ています☺️
ラップをして電子レンジでチンします。中をスプーンでくり抜くのですが、皮が他の品種と比べてかなり薄かったので注意です。
加熱は済んでいるのでチーズに焦げ目がついて美味しそうになったらもうOKです。
このカボチャ、本当にねっとりと甘くて美味しかったです。ケーキみたいに切って皮ごと食べられるところもなんだか洒落ていていいですよね。おやつ感覚でした。
また作ってみたいと思います☺️
かぼちゃのプリン
材料
②卵
③牛乳(卵2個に対して牛乳200ml)
④砂糖(50gくらい好みで)
⑤イチヂク
作り方
今回はせっかくなので焼きプリンと蒸しプリンどちらも作ったのですが、基本的に材料は一緒です。
卵と生クリーム、砂糖とカボチャの中身を混ぜて卵液を作り(卵2個に対して牛乳200ml)、中身をくり抜いたカボチャの容器と耐熱性のお皿に流し込んだだけです。
サイズによりますが大体20分くらい蒸してちょうど良かったです
簡単なものですがかなり美味しくできました。
この品種のカボチャもハロウィンの飾り用カボチャよりもずっと美味しかったです笑
今回はハロウィン用のカボチャで3品作ったのですが、こうしてみるとやっぱり日本で出回っている種類のカボチャって美味しいですね。
ちなみに日本のカボチャ、『Kabocha』って品種名がちゃんとついているようです笑
以上、パンプキンパッチで狩ったカボチャの調理編でした。