
せっかくロンドンに来たからには、イケてるホテルでお茶とかしてみたいんだな

今はクリスマステーマの店が多いから、買い物とお茶どっちも楽しめるところを紹介するぜ!
ロンドンの便利な立地にある
『The Chesterfield Mayfair Hotel(テェスターフィールド・メイフェアホテル)』
クリスマスアフタヌーンティーについて。
- 立地良しの四つ星ホテル
- 落ち着いた温かい雰囲気
- 値段は1人47.5£(大体6600円くらい)
- ホテル内のクリスマスデコは必見
あと、ロンドンのアフタヌーンティーというと、
憧れはあるけど、ドレスコードとかお作法が気になる...
という方もいると思いますので、その辺りにも触れていきたいと思います。
【目次】
はじめに
『クリスマスっぽいアフタヌーンティーをするならここ!』というイギリスのネット記事に釣られて、ロンドンの『The Chesterfield Mayfair Hotel(チェスターフィールド・メイフェアホテル)』 に行ってきました。
内装含めて素敵だったのでまとめていきたいと思います。また、メニューなんかも気になるという方もいるかもしれないので、少し詳しめにまとめました。
場所・アクセス
場所はロンドンの中心、メイフェアの一等地にあります。紅茶で有名な『Fortnum&Mason(フォートナム&メイソン)』にも近く、ロンドンでお買い物するにも便利な点もポイントが高いです。
⬇️場所はここ
ロンドンのアフタヌーンティー全般に言えることなのですが、この時期、特にクリスマス限定のアフタヌーンティーは人気なので事前に予約を取ることをお勧めします。
⬇️HPはここ
ホテルの概要
調べてみると、このホテルはどうやら『The Red Carnation Hotel Collection(レッドカーネーション・コレクション)』というホテルグループの所属のようで、アイルランドやドーセットなど、イギリス各地に姉妹ホテルがあるようです。
ランクは四つ星ホテルで、伝統を踏まえつつも気取らない雰囲気があり、かなりリラックスして寛げる空間でした 季節やテーマに沿ったアフタヌーンティーの提供に力を入れていて、お菓子売りのお兄さんが扮するキャンディーカーを登場させたりと演出が凝っています。
その他、レストランやバーカウンターではモレキュラー カクテル、ジンのテイスティング体験もあるようで、立地も最高だし宿泊しても楽しそうだなあ思うホテルでした。
外観・エントランスの様子
表通りからやや奥に入ったところにありますが、赤いひさしがトレードマークなので比較的分かりやすいと思います。ちなみにこの外観、そのままお菓子にしたものをホテルのエントランスに飾っていました。
こんな感じのホテルです!
完全再現してます
クリスマス限定のこんなディスプレイが見れるのも冬のロンドンの魅力です。
アフタヌーンティー
それでは、実際のアフタヌーンティーの様子を紹介します。メニューの詳細なども載せておいたので参考にしていただければ幸いです。
お店の雰囲気や値段、客層について
中に入ると右手にレセプションがあります。エントランスも素敵なのでぜひ見ていってください。
大きなツリーが飾られていて見事です。ロンドンのホテルはツリーがとにかく綺麗なので、正直各ホテルのツリー巡りをするだけでも1日が潰れるのではと思っています笑
エントランスを入ってまっすぐ行くとアフタヌーンティーを提供しているカフェに着くのですが、手前はこのように落ち着いたバースペースになっていました。
今回はクリスマスの時期だったこともあり、『Winter Wonderland Afternoon Tea(ウィンターワンダーランド・アフタヌーンティー)』というお題でアフタヌーンティーの提供を行っていました。
メニュー表はこんな感じです。
値段は1人47.5£(大体6600円くらい)でした。この立地のホテルにしてはややお得感がある気がします。この辺りは本当に一流ホテルが多く値段もピンキリなので、ドレスコードを含めて事前にリサーチしていくことをお勧めします。
店内の様子
白とグリーンを基調とした明るい店内で、手前はバーカウンター、横はレストランスペースとなっています。天井がガラス張りなので開放感がたまらないです☺️
高級感があるのにあったかくて気さくな店員さんばかりで、すごく居心地のいい空間でした。なんとなくケンブリッジのティールームに近い雰囲気を感じました。
よく『ロンドンのティールームは服装やお作法にも厳しいよ!』という声を聞きますが(私自身、ケンブリッジののんびりした田舎風ティールームに行くことがほとんどなので😅)ここのティールームに関してはかなりのんびりした様子でした。服装も周りのお客さん含めてジーパンの方も多かったですし、みんな美味しそうにスコーンを頬張っていました👍笑
せっかくロンドンに来たからなあ🙄 と迷うところではありますが、こういうあまり気取らない感じのところが好きな方にはいいかもしれません。
アフタヌーンティー
お待ちかねのアフタヌーンティーです。
スターターにイギリスの伝統的なクリスマスワイン、『Mulled Wine』 がついてきました。赤ワインにオレンジやスパイスの香りを足したもので、暖かくてイギリスの冬を感じます。

お店でもあるけど、クリスマーケットで売られていることが多いんだな
紅茶のラインナップは充実していて、まあこれくらいあれば満足かな、というくらいの種類はありました。ちなみにポットはティーカップ3〜4杯分くらいのやや大きめのものを使っていました。
今回はクリスマス限定のクリスマスブレンド『Chesterfield Christmas Blend(チェスターフィールド・クリスマスブレンド)』を出していたので写真にとってきました。
イギリスではクリスマスはオレンジやスパイス(カルダモンやシナモン)がふんだんに使われた紅茶が多く出回るので、クリスマスらしい一杯でした🇬🇧
次にティースタンドの紹介をしていきます。
もしかしたら詳細に知りたい方もいらっしゃるかもしれないのでメニュー表をもう一度載せておきます。
まずは一番下段。
サンドイッチは5種類と少し多めでした。
★きゅうりとクリームのブラウンサンドイッチ
★卵のクレソンを練り込んだサンドイッチ
★蜂蜜のハムとクランベリー、ピリ辛トマト
★スモークサーモンとクリームチーズ、ビーツ
★ターキーとマヨネーズのクランベリーソース
この中で特にクリスマスらしいのは、一番下の『ターキーのサンドイッチ』です。イギリスではサンデーローストでもお馴染みなのですが、ターキーをクランベリーの甘いソースと一緒に食べるクリスマスメニューが人気です。
日本だとあまりお肉に甘いソースをつけて食べるのは一般的ではないのですが、こちらでは豚肉もりんごソースで食べるのが好まれるので、イギリスらしい一品と言えるかもしれません🎅

ちなみにラム肉にはミントソースだぜ!
次は中段です。
スコーンはチョコレートとクランベリーのスコーンでした。手作りの苺のジャムと、かなり粘土の高いクロテッドクリームが添えられていました。食感はわりとどっしりとしていて、食べ応えがあります。
これはイギリスのアフタヌーンティーあるあるなのですが、正直この辺りですでに腹7分目まで来てます笑
ものすごい高級なホテルだと、スコーンやサンドイッチが小さく作り込んであるのであまり感じないのですが、大体のティールームではこの辺りでお腹いっぱいになってきます...。

アフタヌーンティーの食べ方にもコツがいるんだな...
特にスコーンはお持ち帰りしやすいので、ここでシェアしながら残りはお持ち帰りするのが賢いかもしれません😅(このホテルは頼まなくてもお持ち帰り用のボックスを用意してくれました)
最後に上段です。
気になるメニューの内容は
★チョコレートのビッシュ・ド・ノエル
★ピスタチオとクランベリーのムースケーキ
★バニラババロアのスノードーム
★ジンジャーブレッドマンのカップケーキ
★クレメンタインオレンジのマカロン
★クランベリーとココナッツのクリスマスボール
★プラリネのエクレア
の7種類です。
これは2人前なのですが、上段のケーキは2人で1個をシェアする形でした。甘いものが多いので、少しずつ食べられそうなものをシェアしていき、持ち帰りが簡単そうなものはお持ち帰りにしてホテルやお家でゆっくり食べるのをお勧めします笑
美味しいのですが、なんと言っても甘いんですよね。。。ケンブリッジのどっしりドーン!!系よりは、ベリーや軽めのスポンジ、チョコを使っていて食べやすいのですが、それでも日本のものに比べるとかなり重いです😅
お持ち帰りBOXはこんな感じ
自分で中身を綺麗に詰め直してお持ち帰りします
近くのF&Mなんかで美味しい紅茶を買って、家やホテルでゆっくりティータイムにするのもオススメです😋
ちなみにこのシーズンのF&Mの様子もまとめた記事があるので、よかったら見てみてください。

これでロンドンのクリスマスを満喫できること間違いなしだぜ
総括
今回訪問した『The Chesterfield Mayfair Hotel』ですが、立地とサービスを考えると、ここの値段はわりと良心的だと思います👍
これは日本と比べたイギリスのアフタヌーンティーの特徴なのですが、どうしても上段のケーキはバタークリームを使っていたりして、どっしりと甘めのものが多くなってきます。正直ロンドンの超一流ホテル(価格帯の目安は1人8000円くらい)を除いては日本のホテルアフタヌーンティーの方が味は美味しいと感じるのではないかと思います。だって日本人の口に合うようにカスタマイズされた日本人が作ったメニューですものね...当然といえば当然です🙄🇯🇵
なので、ロンドンでアフタヌーンティーをしようとなったときに、 『どうせなら未体験な美味しいものが食べたい!金に糸目はつけないわよ🙅♀️!』という方でないと、どういうホテルを選ぶのかは悩ましいところになると思います。
ただ、気取らず、ロンドンの伝統的なホテルでゆっくりお茶がしたいなという方にはちょうどいいと思いました。今回のようにクリスマスのキャンペーン中に行けば特別な空間を楽しむことができますし、凝ったコンセプトを打っている期間に訪問するのにはいいんじゃないかと個人的に思います(実際かなり満足でした☺️)

ここでは忌憚なき意見を述べさせてもらったぜ
以上、『The Chesterfield Mayfair Hotel』のクリスマスアフタヌーンティーでした。