便利なラタトゥイユの使い方
使い勝手のいいラタトゥイユ、これはパスタに
ラタトゥイユとは
フランスの家庭料理で、特に南部のプロヴァンスやニースで盛んな野菜の煮込み料理です。
トマトと玉ねぎ、ピーマン、ズッキーニなどの野菜を使った料理で、野菜を炒めて煮込むだけの簡単郷土料理でもあります。我が家では夏野菜の美味しくなる時期には特に重宝します😋
一度大量に作ってしまえば冷凍してストックすることができますし、とても使い勝手がいいのでぜひ活用してみてください。
レシピ
準備するもの
②玉ねぎ 2玉
③ズッキーニ 1本
④ニンジン 2本
⑤パプリカ 2個
⑥乾燥ローズマリー お好みで(あればでOK)
⑦ローリエの葉 1枚(あればでOK)
⑧ニンニク 4片、鷹の爪 お好みで
⑨コンソメスープのもと 3個
⑩白ワイン(ひと回し)塩胡椒はお好みで、オリーブオイル(大さじ2杯)
レシピと言いつつかなりこれもアバウトです。ただもともとが家庭料理なので、正直夏野菜ならなんでも合いますし、塩加減もコンソメをこれくらい入れれば美味しくなります。
ラタトゥイユはかなり失敗の少ない料理と言っていい気がします。
野菜ですが、他にはセロリやナスなんかも入れると美味しくなります。乾燥ローズマリーとセロリを入れるとグッと大人の味になって美味しいです☺️
この日はマッシュルームなんかも入れてます
本当になんでもアリ
作り方
野菜は全て角切りに
ニンニクはスライスしておく
最初に野菜は角切りにしておきます。大きさも適当で大丈夫です。今回はホールトマトの缶を使いましたが、トマトのタネや酸味が気になる方はカットトマト缶を使うと気にならないかもしれません。
ミートソース缶を使っても美味しいので、お子さんがいる家庭ではミートソースを使った方が甘くて喜ばれるかも。
ニンニクも鷹の爪も、オリーブオイルも量は適当でOK。とにかく一番最初にフライパンに入れて香りが出るまで炒めます。
注意することがあるとすれば、ニンニクが茶色く焦げて苦くならないようにすることくらい。煮込み料理でもこのニンニクのコゲって結構気になります。
ほど雰囲気で炒めます。目安は玉ねぎが透明になるくらい。本当に適当でOKです。
白ワインと塩胡椒を追加
白ワインももう雰囲気でドバドバ入れて大丈夫です笑
トマト缶とコンソメを投入
乾燥ローズマリーやローリエもこの時に入れます(正直いつでもいい)
ホールトマトを使った場合はスプーンなんかで潰しながら入れて、コンソメが溶けるまで煮込みます。
コンソメが溶けたらもう食べられるのですが、冷やして寝かせてからの方が美味しいです。熱が冷める時に野菜がコンソメや白ワイン、トマト缶の旨みを吸い込むので、2、3時間この後放置して冷ますことをお勧めします。
次の日に食べるとまた味が馴染んで美味しいです😋
ジップロックに入れて冷凍ストックにすると便利です。冷凍しても味が落ちないので大量に作って保存しておくことができます。
アレンジ方法
ラタトゥイユのパスタ
茹でたパスタにラタトゥイユを絡めるだけです。これが王道にして本当に美味しい家庭料理。最後に少しチーズを削れば本格的な夏野菜のパスタに。
豚バラ肉のソテーとラタトゥイユがけ
簡単にちょっと洒落た一品に
簡単なのですが、手間がかかってオシャレな料理に見えます。お肉との相性がいいので、今回はブロックの豚バラ肉を使っていますが、焼いた鶏肉にかけたり一緒に煮込んだりしても美味しいです。
豚バラ肉に塩胡椒を振っておき、小麦粉をまぶします。この時、タイムやローズマリーなんかのハーブを入れるとオシャレな味付けになります☺️
取り出してラタトゥイユをかければ立派な一品になります。トマトの酸味が豚肉によく合うので美味しいです。ソースがかかっていて、ちょっと手のこんだお肉料理に見えるのもいいところ。
ラタトゥイユの卵スープ
朝食で時間のない時なんかは、ラタトゥイユにお水を入れて卵を落とすだけで温かいスープになります。塩が少し足りない場合は追加するかコンソメをもうひとつ落とします。
食べ応えもけっこうあるので、食べるスープとしてダイエットメニューにもなります。冷え予防にもなりますし身体に良いこと間違いなしです。
トマトチーズのおじや
ラタトゥイユのスープにごはんを入れてひと煮立ちさせ、チーズを乗せて焼けば簡単なチーズおじやに。冷やご飯がある日はこれもオススメです。
以上、ラタトゥイユの活用術でした。
ピザソースにもなるので食パンに塗ってチーズを散らしてピザトーストにしても美味しいですし、グラタンやドリアに入れても美味しいですし、とにかく使い勝手がいいです。
ぜひ気が向いたら作ってみてください😋