ハロウィンかぼちゃのカービング
イギリスでもハロウィンイベントはあるのですが、クリスマスよりかなり控えめです。
とは言っても、ハロウィンが近づいてくるとスーパーにハロウィン飾り用のカボチャが売られ始めたりと賑わいを見せてきます。
イギリスではpumpkin puch(パンプキンパッチ)というイベントがあるのですが、秋のイベントを楽しむべく、ハロウィンの飾り用カボチャを調達しに行ってきました。
⬇️パンプキンパッチの様子
今回の記事では収穫したカボチャをカービングして飾りかぼちゃにしましたので、その様子を載せて行こうと思います。
準備
(ステーキナイフ、スプーンで代用可能)
②デザイン用の台紙
③ビニールシート(床やテーブルが汚れるので)
④カボチャ(大きいもののほうがやりやすい)
ハロウィンの時期になると、今感じでカービング用のキットが売り出されるのですが、私もネットで一つ購入してみました。意外に小さいですよね😳
買っても買わなくてもどちらでもいいと思うのですが、歯が柔らかくて安全なので小さいお子さんと一緒に楽しむ場合には買ってもいいかもしれません。
小さくて握りやすく、しなるくらい柔らかいので比較的安全に扱うことができます。
やり方
①カボチャ上部を円形にくり抜く
キットの中身でもできるのですが、上蓋はステーキナイフなんかでくり抜くと楽です。この時に円錐状に切っていくのがコツです。何日か経って乾燥してくると蓋の部分が縮むので、上蓋が落ちてくることがあるんですよね。
円錐状にくり抜くと転落防止になります。
②中身をくり抜く
キットに入っていたスプーンが大きくてやりやすかったです。
どこまでくり抜くか迷うところだと思うのですが、私は柔らかい部分だけくり抜きました。それでもカービングの時にスムーズに歯が通ったので、あまり頑張って掘らなくてもいいようです。
農園の人に聞いたところ、全部の種類食べられるよ!とのことだったので、中身はくり抜いてとっておいて、プリンやパスタにして食べました。
タネは塩を振ってローストに。これも香ばしくてすごく美味しかったです☺️
⬇️調理編(記事の編集が終わったら載せたいと思います)
③デザイン台紙を選ぶ
今回私がキットを買った理由の一つに、このデザイン台紙がついていて楽そうだったからということがあります。
フリーハンドでささっと描くこともできるのですが、けっこう難しいですよね。
キットに色々なデザインがついていて迷ったのですが、今回はこの一番オーソドックスそうな型にしました。
けっこう難しそうなデザインもあって面白かったです。
けっこう難しそうなデザインも多くて、とっておいて来年も挑戦したいです!大きいカボチャを使って拡大コピーすれば難しいものもできそうです。
④ラインを引く
デザイン台紙が決まったら、紙を切ってガムテープなんかで貼り付けます。サイズが合わない時はここで拡大縮尺を行って調整していきます。
キットに小さいピザカッターみたいなものがついているので、それでラインを縁取りしていきます。
こんな感じに
⑤ラインに沿って歯を入れる
小さい鋸のような歯を使います。この時もあまり力はいりません。
完成して、本当なら最後にワックスを塗るようなのですが、そうするとカボチャが腐くなったり、乾燥で縮んでしまうのを防止できるそうです。
そうでなくても、保管場所は涼しいところにしたほうがいいかもしれません。ものによっては2日目くらいでカビが生えてきてくるとのこと😫
ちなみに私は中身をよく洗った後にキッチンペーパーで軽く水分を抜いただけですが、一週間はきれいな形を保つことができました。
コツ
やっているうちにコツを押さえるとかなり簡単にできることに気付きました。
①カボチャは大きいもののほうが加工しやすい
②中身をくり抜いてから1~2日放置すると柔らかくなり楽
③最初に歯を入れるときの角度は45度くらい
特に②なのですが、これが一番大事かなあと思います。
何日か放置するとすごく柔らかくなるのでほとんど力がいりませんでした。簡単なデザインなら加工しやすいので、大人なら10分かからずに掘り終えることができます。
完成
イギリスではハロウィンの当日にこれを家の前に置いておくと、小さい子供たちがお菓子をもらいに遊びにきます。(おうちの人も仮装するのが本当は正式だとか笑)
チャーリーとチョコレート工場の映画でもそんなシーンがありましたよね。
ハロウィンの時期は私の誕生日なので、夫が誕生日プレゼントにと連れて行ってくれたパンプキンパッチ、カービングまでとても楽しむことができました。
しかし去年は日本にいて六本木でバカ騒ぎしていたハロウィン、かなりの落差があります。
でもこっちの方が幸せかなあ...と思うこの頃です☺️
今回は収穫したカボチャをカービングするまでをまとめました。次回はくり抜いた中身を調理したので、そのときの様子を記事にしたいと思います。
つづく